このブログもだいぶご無沙汰していましたが、居ても立ってもいられないので、いきなりシーズン2ですが「
ミラキュラス レディバグ&シャノワ―ル 」
最新話の感想 をドバっと書くことにしました。
お分かりのように
ネタバレ満載 なので、最新話まで完走された方のみお読みくださいませ。
まだシリーズを知らない方は、今年の秋からついに日本語版も放送されているので
ディズニーチャンネル へGO。
英語や仏語なども大丈夫な方は探せば出ます。
オススメは MiraculouSubs , 英語版や仏語版+英語字幕を作って配布してくれているグループです。(もちろん違法なのでできる限り正しい方法で見ましょうね。)
例えば
本家フランス語版 はTF1という放送局の
レディバグ専用サイト で放送直後の数話やウェビソードなどが公開されており、VPNを使えば観られます。また
YouTube 公式チャンネル もあって、ウェビソードやトレーラー、絵コンテ、インタビューなんかがアップされてます。これは普通に観られるよ。
英語版公式チャンネル も同様。他にもドイツ語版、スペイン語版、ロシア語版など、探せば公式チャンネルいっぱい出てくるよ。
また、日本勢に大人気の
韓国語版 はなんと
YouTubeの公式チャンネル で
全話無料公開 されているのでそちらで観てね。
中国語版は非公式チャンネルで全話アップされてるのでご興味があれば。個人的にはこのバージョンもオススメ。 瓢虫雷迪 で探すと出てきます。
いろんな言語を比較するのも面白いのですよ。よければ私たちのプロジェクト
MiraculousScript もよろしくお願いします。各言語を書き起こし&英訳して比較できるようにするプロジェクトです。メンバー募集中!
https://miraculousscript.tumblr.com/
ミラキュラスはいいぞ。
観始めたいけどどこから始めればいいかわかんない! って方は、ミラキュラス・レディバグ関連の情報を見やすくまとめてくださっている
Yuzumisoさんのサイト もどうぞご参考に。よく英語のセリフの日本語訳を一部載せてくださってもいるお方です。
あと、私のこれまでの感想や布教用関連資料はTwitterやぷらいべったーにぽつぽつ投げてたので、ざっくりとリンクまとめ。ちゃんと一つにまとめてるのが少ないのでこれだけですが。
新しい回を見るたびに感想を記事に使用しようと思っていながら、ツイッターに思いを吐き出して満足しちゃってたもので… いつかちゃんと全話分やりたいな…。
ミラキュラス・二次創作のガイドライン
ガイドライン導入に伴うレディバグ界隈の動きまとめ
レディバグオリジン回BGMをピアノで弾いてみた ※S1ネタバレ注意
日本上陸お祝い用コンピレーション
S2Ep20
Frozer感想
S2Ep21
Style Queen感想
S2Ep23
Malediktator感想
Thomas Astruc監督ご自身のキャラクター観について
韓国の一部のミラキュラーズの主張とそれに対する個人的見解スレ
それでは以下よりS2最終2話感想スタート。
ミラキュラスって映画だったのか――
ラスト2話「カタリスト」と「マユラ」、それくらい内容が濃かった。
とりあえず観返しながら思った事をあれやこれやと書いていきます。パソコンだからめっちゃ書けるぞ。ほぼ全場面に言及してるのでとにかく長いぞ。御覚悟を。
あとホークモス=パピヨンです。英語字幕の仏語版観ながら書いてるのでごちゃごちゃに…各自脳内変換お願いします。
■まずカタリスト (ヒーローズ・デイ1) について。
レディバグとシャノワ―ルは戦い疲れて帰宅、ベッドに飛び込んでもすぐ目覚ましが鳴る… 今更だけどこの二人、ほぼ徹夜ばっかりでよくクマ一つ作らずに日常生活送れてるな…まだ若いからか、そうか…体は大事にせぇよ…
この日はパリのヒーローを祝うための
ヒーローズ・デイ 。毎年あるらしいけど、今年はレディバグとシャノワ―ルが目玉だろうね。この二人と彼らを助ける3人が今まで確認されているので、5人分のバルーンが浮かぶパレードが開催される。これはアメリカのThanksgivingのパレードのオマージュかな。
トムパパとサビーンママはレディバグ型の巨大なマカロンケーキを作るのに大忙し。ついでにマリネットにも学校で「良い行い」を宣言するためのマカロンを持たせてくれる、なんて優しい。
プラッグは相変わらず歯磨きアドリアンの隣でカマンベールを食べるのでアドリアンに臭いと言われる。S1のアドリアンの誕生日会の回(バブラー)でもあったねこんなシーン。同じシチュエーションが出てくると印象深いし嬉しいよね。
(でも私ずっと思ってるんだけど、カマンベールってそんなに臭うチーズじゃないよね… アニメーションからすごく恐ろしい臭いがしてるように見えるけどさ。まあ常に懐に入れてるとなると話が違うのかな…独特の香りはあることだし。)
アドリアンの部屋の窓から見えるのは、お母さんの石像がある庭園の一角。初めて見るアグレスト邸の一角ですね。しかしこの家どんだけエミリーさんの像とか絵があるんだ。きっと眠りについてから作ったんだよね? 一年経ってない間に… ガブリエルさんの哀しみやら執着やらが伝わってきますねぇ。それを察してか、悲しそうな顔をして窓辺から離れるアドリアン。アドリアンもお母さんがいなくなってからお父さんが変わってしまったのをずっと気に病んでるもんな…
続いてガブリエルの元へ現れるナタリー。S2のところどころで徐々にただの秘書ではないことが匂わされてきたけど、前回ついに全てを知っていながらガブリエルに協力しているらしきことが分かりましたね。さて、ここでS1終盤に登場し人気だったリラさんの話がここで出たぞ。リラを再びヴォルピナにアクマタイズするためにずっと準備してきたようだ。すごく有能、っていうかなんか怖いわ…ガブリエルも何指示しとんねん…用意周到すぎる。奥さんのためにそこまでしてミラキュラスを奪いたいんだね…
ガブリエル「お前は本当にこれでいいのか?」
ナタリー「私はいつもあなたの為におります」
ワーッ何だこれ―!!! 前話のシーンも併せて考えると、ナタリーはやっぱガブリエルが好きなのかな。でもきっとエミリーのことも好きで、二人の幸せを願っていたとか。その幸せが壊された後は複雑な思いを抱えながらガブリエルを支えてきたのかと思うと…おおナタリー…
しかしアドリアンはガブリエル家のヒーローズデイ・パーティにも出席必須なのね。流石おぼっちゃまというか。
さてはて学校ではあのリラちゃんとテレビ電話だ。(これってもう死語?)
プリンセス・フレグランスの時に登場したアリ王子に招かれて、彼の祖国・コワール王国の宮殿にいると自慢するリラ。マリネットはそれが嘘だと暴こうと躍起に。
アルヤやほかの子はリラを信じてるみたいだけど、前回のこともあるし、アドリアンがらみでもあるし、マリネットは嘘つきは嫌いだもんね… で、前回レディバグの糾弾を目の当たりにしたアドリアンもリラのことを信じてないみたいだ。
環境汚染を減らすためのプロジェクトをアリ王子にプレゼンするのだとのたまうリラ。既に各国首脳にプロジェクト実行の許可はもらったとか。ほんとだったらすごいけどな~ははは。
みんなバイバーイって言ってる時に、マリネットとアドリアンはリラを信じていないから、そしてクロエはたぶん自分よりも特別扱いされてるようなリラが気に食わないから手を振ってあげないの、面白い。メインキャラの表情とか反応までほんと細かく気配りされてるよねこの作品。
上手くかわされてぷんすこマリネット。携帯口に突っ込んだり机に頭打ち付けるのかわいい。でも痛くないのか。
んでやっぱりウソだった。簡易撮影セット作るの上手いなリラちゃんよ。手慣れてるぅ。アリ王子の情報が載ってるウェブサイトが www.internet.internet なのは笑った。
あとお部屋ちょっと乱雑だけどおしゃれね。出身地イタリアのグッズのほかに、ベッドのシマウマ柄とか壁に掛けてある仮面とか、なにやらアフリカンスタイル? キツネの仮面もありましたね。
お母さんは大使館関係のお仕事をしている。リラは彼氏のアドリアンが寂しくて電話してきたのだとサラッとウソを。更に学校はアクマの襲撃が多すぎてまだ休校中だと言う。(こんなのお母さん調べるまでもなく本当の情報が入って来るんじゃないかと思うのは言わないお約束かしらね。大使館勤めなのに。)
お母さん優しそうだし表向きには愛されているように見えるけど、親は仕事で忙しくて娘にずっとかまってられないのかなやっぱり。なんでリラちゃんは嘘つきになっちゃったんだろね。
レディバグは無能だと思っているリラちゃん。嫌悪してるなー。
さてはて、ヒーローズ・デイは自分でもできる何か世間の為になることを一つやる日のようですね。
ニノはレディバグとシャノワ―ルに触発されて、今年はちゃんといいことをやろうと決意。近所の老人ホームの皆さんに彼らの好きな曲を聴かせてあげるそうだ。マリネットとアドリアンの照れた表情、見ましたかみなさん。おんなじ顔してますよ。
アドリアンはフェンシングコースのみんなに中国語を、中国語クラスのみんなにフェンシングを教えてあげるそうな。それでナタリーがスケジュール細かく確認してたのね。
アルヤは去年は身障者のためのバリアフリー設計についての記事を書いたが、今年はそれをグレードアップし、市長に掛け合ってこの学校をバリアフリーにするよう話を付けたそうだ。さっすがアルヤ。
…最初の三人が立派な行いをしている間、自分はマカロンだけ…と迷うマリネット。クロエにも「毎年おんなじね」とヤジを飛ばされちゃう。(ちなみにクロエは自分のブロマイドにサインをしてやるそうだ。スーパーヒーローだからね。) 焦ったマリネットは、学校全体にマカロン+αの試食をさせるなんて約束しちゃってさあ大変。
パパンに渡したリストには、マカロン500個、パイ数百個、ブリオッシュ300個、クロワッサン数千個… マリネット、あんた本気かい? そして今日市長のためのレディバグの巨大ケーキを作る予定がなければチャレンジを受けたかもしれないけど…なんていうパパン、あなたも本気か?! 失敗を認める勇気を持つのもヒーローよ、ちゃんと言えばクラスメイトも分かってくれると言うママンの言葉に対し、マリネットは「今から作れば間に合うかも!!」と違う方向にやる気を出しちゃう。あらあ。どうなることやら。
一方アドリアンはまた一人ぼっちの食事中。メッセージを送った先は、ガブリエルと一緒にいるナタリー。「夕方ピクニックに行ってもいい?」という健気なメッセージに対し、ガブリエルは「よかろう。すぐにパリはヒーローを失うしな」なんて恐ろしいことを言う~!
ヒーローズ・デイの盛り上がりを見て「嘘つき、裏切り者、意気地なし…!」と怒りに震えるリラ。リラはこれまでガブリエルたちにずっとレディバグについてのウソの情報を与えられてたのかなぁ。まあ最初からあの本狙いだったし、いいコマに選ばれちゃってたのは確かだよね? キツネのミラキュラスの形もガブリエルから聞いてたんだろうな。そんでずっと悪い情報ばっかり与えられ、レディバグを嫌悪してた感じかな。
そこにガブリエル・アグレストのインタビュー動画が放映される。
ガブリエル「私の息子アドリアン、そして私自身を救い、常に我々を守ってくれるレディバグに敬意を表し、彼女の映画のスポンサーになりました。なぜならレディバグこそ真のヒーローであり、下手な偽物なんかよりよっぽどいい――例えば、ヴォルピナなどよりもね」
上手くリラの怒りを誘導するガブリエル。言葉巧みですよねーこの人。だからこそ言葉を聞いてくれない相手にはてこずるんだけど…(巨大赤ちゃん回参照)
ホークモスの変身掛け声、日本語版どうなるんだろ。英語ほぼそのままで「ヌル、ダーク・ウィング・ライズ!」かな。闇の羽よ広がれ!とかでも中二病っぽくっていいと思いますがどうですか。←
変身最後に顔をクイッと傾けるのなんか好き。渋いよねー。あとあれって最後もしかしてウィンクしてる?? えっ誰に向けて?!
ナタリーがホークモスの部屋にいるのってなんかすごく…いいですね。孤独かと思われたホークモスにもずっと協力者がいたんだな…っていうのが浮き彫りになって。その辺のストーリーをこれからぜひ見せていただきたい。 あ、監督がだいぶ前に言ってたS2での更なる強敵ってこの辺のことかな。
パピヨン「ヴォルピナ。」
リラ「パピヨン。」
ここの名前だけの掛け合いめちゃくちゃ好きなんですけど分かる人ますか…! 二人ともニヤリとしてるのがもう最高。アクマタイズを心待ちにしていたような人は今までいなかったもんね。悪の洗礼を自分から受け入れる、そんな人が今回なんと二人も。(後で詳しく書きます。) いやーなんかぞくぞくしますね。 後ろで見てるナタリーも悪人面しちゃってー。敵陣営の成長が怖いし楽しいぞ。
今回ヴォルピナに使ったアクマは前回のと同じなのかな? イヴァンの時は杖にしまってたけど、今回はそうはいかないもんね。
アクマタイズするのは同じアイテムじゃなくてもいいんだね。
久々ヴォルピナさんのご登場。このデザインも秀逸だよね。
幻覚の力で赤黒反転したレディバグとシャノワ―ルを召喚するヴォルピナ。ここの戦闘シーン、ほんっと目が離せなかった。短いのに手に汗握るってこのことなんだな。
シャノワ―ルがカタクリズムを人に使うとどうなるか…幻影でもきっとこれがその答えなんだろね。トラウマもんだよこりゃ… だいぶ恐ろしい場面だった。小さい子供達観てて泣いちゃわないかな。
しかしシャノワが緊迫した場面でも冗談を飛ばすことを忘れないとこを再現するとか、2人のやりとりの雰囲気を完コピしてるリラさんめっちゃ研究してるね? そんなに嫌い? そっか…
アクマタイズやアクマの力はホークモスの意思で自由に解除できることが分かったね。便利。
ホークモス「ナタリー、準備はできているか?」
ナタリー「あなたの夢は彼らによって常に邪魔され続けてきました。レディバグとシャノワ―ルの時代を終わらせるために、私はどんなことでもいたします。」
ホークモス「よろしい。」
ふたりは束の間見つめ合い、ホークモスはナタリーのタブレットにそっとアクマを流し込む。
ホークモス「カタリスト。おまえは常に私に忠実でありつづけた。おまえに私の力を増幅する力を与えよう。」
にやりと笑うナタリー。カタリストに変身。
カタリスト「パピヨン。あなたが望むだけのアクマを送り出す力を与えましょう。今からあなたは強力なパープル・エッジド・パピヨンです。」 (仏語だとパピヨン・エカラットって感じかな? 多分英語版で名前が変わる。)
ホークモスが赤く変身。すべてのチョウをアクマに変えてパリの街に送り出す…
わーーーっ なんだこのダークな大人の世界。なんだこのシネマティック。
この作品がここまで濃くなるとは見始めた当初は想像していなかったな。ほんとありがとう監督。
さて、そんな頃マリネットはマカロンづくりにてんやわんや。真っ黒こげ…どう見ても間に合わない… レディバグに変身して都合のいいアイテムを作り出せない?! ともう必死。私利私欲のために利用してはいけないと分かってはいるので、ティッキにも諭されてクラスメイトに正直に話すことにするマリネット。そこに走って来るのはアドリアーン!
「父さんがキミの試食会に行っていいって言ったんだ!」 なんて嬉しそうな顔で報告されたら言い出しづらいですよね…
「やっぱり僕の分のケーキはないよね…」 なんて悲しそうな顔で追い打ちかけられたらそりゃもう罪悪感MAXですよね。結局本当のことは言えなかったマリネット。どうする。
とそんな時にトラブル発生! ニュースでシャノワ敗北・レディバグの寝返りの報道、そしてアクマの大群だー! 今までアクマタイズされた人たちが再びやられてく。しかもパワーアップバージョンで!
アドリアンがとっさにマリネットを押し倒して助ける美味しいシーンいただきました。普段の姿だとアドリアンがマリネットを、ヒーローの時はレディバグがシャノワ―ルを助けることが多いというこの対比、好きです。
恐怖などのネガティブな感情を察知されるとやられるので、メンタル強い人らが残る。クロエは早速女王様モード、ヒーローの自覚が出始めてるね。ジュレカはもともと一般より恐怖耐性あるのと周りに勇気づけられたことで平静を保ったのかな。先生たちは生徒を守る気持ちの方が勝った。ニノとアルヤはお互い支え合う。ノラはさすがファイター、相手が何かわかったら恐れない。強いぜ姐さん。なぜか学校にいたミレーヌのお父さんは何かパフォーマンスがある予定だったのかな。マリネットとアドリアンはいち早くみんなの誘導係になっていて、ほんと流石頼もしいわね。
変身の為に物陰探してたらアドリアンがゴリジラにさらわれた! でもプラッグとの連携で見事解放される。地面に息を吹きかけるだけでひび割らせるなんて、やっぱ強いよプラッグ…!
プラッグ「今の見たか? ほとんど何も壊さなかったぜ!」
アドリアン「おまえは本物のヒーローだよ。」
優しく頭ポンポン。目だけで会話しちゃうし、ここ二人の絆が一層強まってるのが分かって嬉しい。泣けちゃう。
インビジブルガールにつけられているのに気づいたレディバグは知恵を使ってアクマキャッチ。サブリナ、眼鏡壊されちゃったけど大丈夫かな。ちゃんと本物のレディバグって分かったのね。
話を聞いてイリュージョンのトリックだと気づき、そこからヴォルピナの再来を推理するレディバグ。さっすが頭切れるー!
サブリナ「わたし、みんなに言うわ! 希望を持ち続けて、本物のレディバグがいるって!」
レディバグ「今日はヒーローズ・デイなんでしょ? 世界のためにもそれは逃せないもの!」
ほんと、かっくいーね。
マスター・フーのもとへ急ぎ、ミラキュラスを選ぶマリネット。全部持っていこうよと言うティッキに、みんなに説明する時間がない、もう何をすべきかよく分かっている仲間を選ばなくちゃとマリネット。これまで助けてもらった三人分を持っていく。
レディバグ「シャノワ―ル?」
シャノワ―ル「こんなお祝いを逃すわけにはいかないからね。特にこんなにゲストがいる時にはさ!」
レディバグ「そんなに?」
シャノワ―ル「1、2、3…たくさん! パピヨンは持てるすべてを出してるように感じるね」
レディバグ「それはピッタリね、私も同じ戦略よ」
Oh my lady!
レディバグはニノとアルヤの元へ。時間がないからごめん! と二人には同時にミラキュラスが渡される!! こんなに早くお互いの正体が明かされるとは思ってなかった。そして案の定ニノは驚き、アルヤは「気づいてなかったの?」と余裕そうな表情がまさにトリックスとおんなじ!! シビレますね。このキツネ組もいいペアだよね~。 「オレの彼女ってめちゃくちゃカッコいい…」とニノうっとり。
ニノ「でも…オレがカラパースだってことに驚かないの?」
アルヤ「私はいつもあんたがヒーローだって分かってたわよ。ほら、早く変身しな!」
この夫婦漫才感最高。
そしてニノとワイズのYo! 小指で拳合わせ。ノリノリのワイズかわいい。また会えてすごく嬉しそうなニノ。
そして、ハチのミラキュラスを渡す役目はシャノワ―ルに託される!! これすごく好き。シャノワとクロエのやり取りが、アドリアンとクロエじゃあり得ない軽快さで面白い。
クロエ「なんですって?! レディバグは自分の手下を私によこしたの?!」
シャノワ―ル「あ、そう? じゃあその手下はもっといいクイーン・ビーを探しに行くよ。」
クロエ「あーっわかったわかった、私にちょうだいよ! ほかにやることあるんだし。」
シャノワ―ル「魔法の言葉は?」
クロエ「アンタ本気? そんなの誰でも知ってるじゃない、「変身!」でしょ?」
シャノワ―ル「チッチッチ。」
クロエ「ああ、そっちの 魔法の言葉ね…。 シャノワ―ル、私にミラキュラスをください… (横を向いて) お願いします。」
シャノワ―ル「よく聞こえなかったんだけど?」
クロエ「(やけくそ気味に) お願いしますぅー!!」
クロエがシャノワの正体を知ったらどうなるんだろうなあ。アドリアンはクロエにもっとずばずば物を言えるようになるのかな。紆余曲折の後は、きっとこれまでよりもっと心が通って仲良くなれると思うんだけど。
エッフェル塔に集まった敵陣を遠くに見据え、集まる5人のヒーローたち。
クイーン・ビー「なんで戦わないの?!」
レディバグ「向こうの作戦が分からないままじゃ戦えない。」
ここでエッフェル塔にパピヨンが降り立つ。S1オリジン回ではアクマを自分の顔にかたどって出現したけれど、今回は同じ場所についに本人登場。ヒーローたちが彼の姿を実際に見るのはこれが初めてだよね…!
カタリスト「パープル・エッジド・パピヨン、幸運を。」
パピヨン「レディバグ、シャノワ―ル。我が軍隊を見よ、そして私は今日この日お前たちのミラキュラスを奪う!」
ノラ「ハッ、言っただろ? この虫が二人に話してるんだったら、あのテントウムシとミスター・おヒゲはまだ生きてるってこった! それも、あたしたちの味方だ!」
エラ&エッタ「イエーイ! レディバグ! レディバグ!」
クイーン・ビー「私ならそんな馬鹿なことはしないわね。痛いところを刺してあげるわ!」
シャノワ―ル「なんてことない、一人につき敵10人ってところかな? それで、誰がパピヨンを取る? じゃんけんで決めよっか?」
カラパース「オレがキミを守るから!」
レナ・ルージュ「いいや、私が守る!」
カラパース「いやいやオレが!」
レナ・ルージュ「いやいや私よ!」
カラパース「オレが!」
レナ・ルージュ「私がって言ってるでしょ!」
シャノワとクイーン・ビーに呆れられる二人。
シャノワ―ル「さてマイレディ、ヒーローのプランは何?」
レディバグ「うん…」
エピソードがレディバグのヨーヨーではなくAkuma TVのロゴで〆られる。いよいよって感じですね…!!
ほんと情報量が多くて濃いエピソードでした。敵側の描写が特に良くて…! いままでのワクワクがギュッと凝縮されてる感じ! 一話分の感想&書き起こしだけで半日経過してる…
でも次行きます!!
■S2最終話 マユラ (ヒーローズ・デイ2) について。
ホークモス軍団とヒーローたちの戦いが始まる。
弱気になったレディバグを勇気づけるのはいつもシャノワ―ルってところがまたいいよね。これもオリジン回とおんなじだ。
レディバグ「パピヨン! ヴォルピナの幻覚を楽しんだようだけど、本物のレディバグはあなたにミラキュラスを渡すことなんてぜったいにないから!」
シャノワ―ル「もっといい考えがある。お前がミラキュラスをこっちに渡すんだ!」
カラパース「お前にはアクマタイズされた兵士がいるかもしれないけど ―― 」
レナ・ルージュ「こっちはスーパーヒーローだ!」
クイーン・ビー「その馬鹿馬鹿しいコスチュームを着たことを後悔させてあげるわ!」
5人そろってポーズ。戦隊ものみたいな雰囲気になってきた。興奮するね!
かくて戦いの火蓋は切られた。
カラパースがレディバグの頭上に盾を投げて雷から守ってあげるの超カッコいいムーヴだな。避雷針代わりか。
あーっあのカガミちゃんも敵の手に落ちてたのか?! あの勇敢で強い子が。ちょっとショック… シャノワ―ルの剣の腕はレディバグに非常に信用されているのは良き。大勢の敵に一度にかかられても、レディバグの指令の元5人はそれぞれの得意分野を生してアクマを回収していく。鮮やかなもんですね。
カタリストとホークモスがテレパスするときのマスクは、普段ホークモスがアクマタイズの対象と話すときのものと形状が違うんだね。より edgy ですな。エッジドだし。
パリ市長は珍しく市民を鼓舞するようなことを演説するけれど…結局自分が先に逃げるのね。いつものアンドレさんですな、はい。
結局ブルジョワ家も手に落ちてしまった。こりゃやっかいだ。
ダーク・キューピッドの矢に当たれば好きは嫌いに変わる… ネガティブな感情を人工的に生み出してまたアクマタイズできるようにするとは、やるなぁホークモス。せっかく減らした敵が復活しちゃったぞ。しかも何度も復活できそう。
襲い掛かる敵と更なる数のアクマに翻弄され、カラパースピンチ! ダーク・キューピッドの矢が当たるその瞬間、レナ・ルージュが飛び込んでかばう…! アルヤ、きみはいつも自分を顧みないね…さすがヒーローにあこがれ続けてきただけある、ほんとに立派なヒーローだよ。
感情の支配と戦うレナと、レナを抑えるカラパース。クロエが二人をカバーするけれど、そこにご家族の皆様がご到着…気を取られた隙にレナはカラパースから逃れ、アクマを受け入れてしまう…! それを見て絶望したカラパースまでもがアクマタイズされてしまった。
「No---!!!」 って叫びが悲痛で心が痛い… またクイーン・ビーもディスペア・ベアーに動きを止められ、矢を受けて再びクイーン・ワスプに。これでミラキュラス持ちが3人もホークモスの支配下に落ちてしまう…。
しかしヴィラン化したヒーローさんはなかなか口が悪いですな… カラパースを蚊と呼んだりシャノワ―ルをGと呼んだり、容赦ねえ。というか虫好きだね。
ヴィラン化ヒーローのデザインはヒーローコスチュームを赤くしただけっぽいのがちと残念かも。ま、デザイン大変だから仕方ないんだろうけど。
ラッキーチャームで出していたテニスラケットは5人そろっていないと使い道がないようで(どう使うつもりだったんだろう)、二人だけ残ってしまったレディバグとシャノワ―ルは窮地に陥る。そんな時こそカタクリズム! 戦略的撤退で地下へ逃亡だ。
二人ともパワーを使っているので一度変身解除が必要。二手に分かれてマリネットはティッキにマカロンを、アドリアンはプラッグにカマンベールを。するとプラッグは「オマエも必要だろ」って半分こしてくれた!! チーズ以外何もいらないくらいのチーズ愛好家なプラッグが他人とチーズを分けるなんて、普通はあり得ない。一層二人の絆がうかがえるね。愛だね。良き。
アドリアン「大丈夫、マイレディ?」
マリネット「パピヨンが一度にこんなにたくさんの人をアクマタイズするなんて今までなかった。何かがおかしいよ」
アドリアン「もしかして僕たちみたいにパワーアップする方法を見つけたのかな?」
マリネット「私たち、まだパピヨンを倒せると思う?」
アドリアン「自分で言ってたじゃないか、僕たちだけは希望を失っちゃいけないって。みんなが僕たちを信じて期待してる」
マリネット「でも…もうチームのみんなはもういないのよ」
アドリアン「だったらいつもの方法に戻るだけさ。二人組でね。君と僕対世界だ!」
壁越しの会話…やっぱりいいね、壁越し。お互い正体を知らないからこそ心に響く演出。やはりマリネットがレディバグとして立っていられるためにはシャノワ―ルが必要不可欠なんだよね。うんうん。
そしてそこから水面へダイブ&空中変身!!! 二人ともお互いを信頼して何も言わずともちゃんと目を閉じてるのがえらいし、迷いなく飛び込むところやクワミへ正しいパワーアップフードを与える正確さが鮮やかでわくわくするね。アップビートな曲も良し。
ここでシーズン三度目のウォーターフォーム。うんうん、せっかく作ったモデルだから使えるところでじゃんじゃん使えばいいと思うよ。
行く手を阻むはやはり水中得意なサイレンと、アニマン。魚にも変身できるのかーしかもエラ呼吸できる。改めて超便利やな。
できるだけ多くの敵の見せ場を作らなイカンので、個々の戦闘はサラッと。シャノワのステッキはまだわかる気がするけど、レディバグのヨーヨーの酸素ボンベ・フィルターの構造がどうなってるのかすごく知りたい。これらを使うのも三度目くらいかな?
フローザーが水を凍らせるので間一髪で脱出。(しかしフローザーの威力だけ異様に高いな… 最初っからストーミーウェザーとかプリンセス・フレグランスとかマレディクテイターとか、あとファラオとかマイムとかさ、せっかく広範囲攻撃や範囲制限できる敵がいるんだからみんなを同時に集中的に活用すれば簡単にヒーロー5人まとめて仕留められたのでは…というのは言わないお約束ですよね、やっぱり。あ、それともじわじわ苦しめて追い詰めて絶望させる算段だったのかな? そういうことにしとこう。ついにミラキュラスを手にすることができると確信したホークモスさんめっちゃ嬉しそうだもんなぁ…堕ちていくヒーローを前に高笑いなんてほんとシュミが悪いぜ。)
パワーアップ中に変身解除すると、普段のスタンダードモードに戻るんですね。一気に元の姿へ解除ってのはできない仕様なのかな?
フローザーのスケートブレードがやられた場面がめっちゃコミカルで笑えるぞ。
レディバグ「これからの展開を見逃さないでよね、視聴者の皆! 本物のレディバグが戻ってきたってことを世界中に見せる時間よ!」
オリジン回のように集めて浄化したアクマを一気に天に放つ。ひゅーっカッコイイ!
ジャックされた放送を見ていたパリの皆も希望を取り戻す。
ダークブレードもいたんか。初期の超強力な敵だし、ますます最初から範囲攻撃を利用しt(いやなんでもないです)
それとも、一度に動かせる敵の数や攻撃力にはまだ限度があるのかなあ。
大勢の敵を前に一旦退却するヒーローたち。シャノワの猫走りがいいね。
下水道にいた敵たちも合流してきて攻撃再開。 面倒なことになってきたぞ。ミラキュラスなアイディアはないのか?と思った矢先に見つけたのは車を使ったバリケード!
とりあえずその後ろに飛び込んだヒーローたちの代わりに姿を現したのは、希望を持ち続けたパリの市民たち!
フランス国旗を掲げて先導するノラに続き、アナ―カ(コフェイン家お母さん)、ルカ、マーク、マレーナ(アルヤのお母さん)、サビーンとトム(マリネットのお母さんとお父さん)、ジーナ(マリネットのおばあちゃん)やマノンまで、多くの人々が勇気を出して戦いに来た。対抗の意を示す人々の姿は、まさにあの有名な「民衆を導く自由」の絵画のごとく。やって来る敵を迎え撃ち、ヒーローの為に時間を稼ぐ。窓のそばにいたアクマタイズとヒーローたちも実にあっさり連れ込まれちゃう! 今までのヒーローの活躍をちゃんと追って解決策を知っているから、大きなヴィランたちも罠にかけちゃう。ほんと頼もしいわ。
相手の攻撃を誘導して相打ちさせるレディバグとシャノワも相変わらずかっこいいね。
そしてついにエッフェル塔でパピヨンと対峙。
カタクリズムとラッキーチャームを連続で見るのって、もしかして初めて? めちゃくちゃわくわくしますね。
ラッキーチャームで出てきたのは、ミラキュラスをしまうための箱。
レディバグ「これはサインだわ。あなたのミラキュラスがこの箱に収まるべき運命だっていうね!」
パピヨン「おまえは重大なミスを犯していることに気づかないのかね? 私の願いは大きな恩恵をもたらすかもしれんぞ」
レディバグ「願いには対価が必要よ。あなたの願いって何なのか、言ってみたらどう?」
パピヨン「聴きたいのなら、おまえたちのミラキュラスをこちらに渡すんだな。」
パピヨン…もといヴォルピナの幻影「おまえたちと違って、私はこの力を恐れてなどいないからな。おまえたちが正義の側に立つのなら、この力をなぜ世界を変えるために使わない?」
レディバグ「よく思い出すことねパピヨン。私たちは毎日この世界を変えているわ。アクマタイズで願いを叶えてあげなくたって、私たちの行いだけで!」
シャノワ―ル「このカオスを見ればわかる。おまえの願いなんか、どうせ悪い企みに決まってるんだ。そんなのお断りだね!」
パピヨンに近づいていく二人…勝利を確信するパピヨンとカタリスト。
攻撃も何もしないニセパピヨンに、レディバグは箱を掲げる。戸惑った顔をするパピヨン。
レディバグ「まだ間に合う。まだ正しい道を選べるわ。私たちの側に来るのなら。」
ポジティブシンキングなレディバグの後ろに、迫る本物のパピヨンが――!!
しかしその動きは箱の蓋に映っていた! 危機一髪! 気づいたレディバグはシャノワを押し出して、両手に掲げたアクマを飛ばすパピヨン、そしてダーク・キューピッドの矢を躱す。シャノワ―ルはキムのアクマ解除、レディバグはアクマ回収。 阿吽の呼吸だね。
しかしほんと箱の素材が反射するもので助かったぜ。
レディバグ「あなたは本当に臆病者だわ、パピヨン!」
シャノワ―ル「今度こそもう逃げられないぞ!」
狡猾だけど臆病だし卑怯だよね。パピヨンさん、見抜かれてますよ。
2対1の近接戦が始まる。闘いに慣れているのはレディバグとシャノワの方だと思うけど、シャノワは片腕しか空いてないし、大人だからかな、少しパピヨンに分があるか…?! と思ったのも一瞬。
シャノワとパピヨンのフェンシングバトルが見られたのは良い。ガブリエルもフェンシングやってるのかなあ。でも武器をそんなに振り上げたら、ほーら、レディバグにとられちゃいますよ。あなたバブラーの時とかどう終わったか見てたでしょ。
ステッキをカタクリズム発動中の右手で受け止めるシャノワ―ル。パピヨンのセルフパワーアップ解除に無事成功!
パワーアップしていたアクマに憑りつかれていた人々は、その前の姿に戻る。ヒーローたちも無事元通りだ。やったね!
完璧のはずだった計画失敗にパピヨンやリラは茫然、カタリストは激昂しどこかへ去ってしまう。悪い予感がする…
パピヨンは開き直りが早く、素手でも戦いを続ける気だ。
パピヨン「なかなかやるじゃないか、子どもたちよ。だが、もう失うものは何もない男に何ができるか、見せてやろう!」
…本当に? 何も失うものはないって本気かい? ガブリエルさんよ。あなたの息子も? 本当に、過去しか見てないのね。
カタリストはあの隠し戸棚へ。エミリーの写真立て之前に置いてある、なぜかチャージされているあのピーコックのミラキュラスを手にする…!
パピヨンは本当に本気を出したようで、素手でヒーロー二人をなぎ倒していく。こいつマーシャルアーツの方が強かったのか?! しかもなんかぶよぶよの壁作ってるし…そんなこともできるのか、モスのミラキュラスは。
変身解除の時間が迫る中、成す術のないヒーローたちに余裕のパピヨンが語り掛ける。
パピヨン「おまえたちは私に勝てない。永遠にな。まだまだ経験が足りないのだ、若きスーパーヒーローよ。力を使った後に変身を保つことができないとはな。」
…ということは、必殺技を使用後も変身したままでいられる方法があるるってことか?!
そういえば最初からずっと、パピヨンはアクマを飛ばした後も数分後に強制解除することなく、ずっとパピヨンのまま対象を操れているな。あれはパピヨンが特別なんじゃなく、そういう方法があるってことなのか!
新事実の衝撃、そしてパピヨンの一撃が二人を襲うその時――!
カラパースの楯が飛んできた!!
ヒーローチーム再集結だ! よかったよ~。まだぶよぶよでブロックされてない場所があったのね。
レディバグはすぐさまエッフェル塔を囲むようにヨーヨーの糸を貼る。ほんと長さ無限で動きも自由自在なの羨ましいね。
レディバグ「網にかかったようね。今度こそ、私たちから逃げられないわよ!」
クイーン・ビー「ヴェノム! 私があいつを麻痺させるから、あいつに何をしてもいいわよ、レディバグ!」
今度は5対1! 今度こそ追い詰められるパピヨン…!
その時パピヨンのアジトに一人佇むのは、初めて見る姿。
濃い紫のヒールブーツ、クジャクの羽のような裾のドレス、クジャクの羽と白い羽が合わさった扇子…
不敵にほほ笑む唇。黒く縁どられた紫色の目、紫色の肌。
扇子から一枚羽を取り出し、パピヨンがするのと同じように握りこむと、羽が青く変化する…
吹いて飛ばし、不敵に笑う新たなミラキュラスホルダー・
マユラ 。
パピヨンのステッキに羽が染み込み、マユラの声が届く。
そういえばマユラは目元を隠すマスクがないね。でもマユラに操られる?時のマスクも出るんだ。
マユラ「パピヨン。私はマユラ。あなたは今、最大の絶望に侵される寸前ね。手を貸して差し上げましょう。」
パピヨン「やめろ! やめるんだ!」
マユラ「あなたの絶望があなたの守護として具現化するでしょう。」
なぜか抵抗するも、むなしく膝をつくパピヨン。彼の絶望は巨大な蛾として具現化した…!
強風にあおられるヒーローたち。ここでカラパースがレナ・ルージュを守るように一緒に飛んでいくのがいい。(実際はレナが吹っ飛ばされてカラパースにぶつかり、一緒に飛んでったんだけどね。)
レディバグ「何なのこの怪物は?!」
一度飛ばされるも、ヨーヨーを蛾の針に引っ掛けて戻って来るレディバグ。攻撃寸前にマユラがなにか操作し、蛾が突如消滅した。ステッキの羽は飛んでいく…
レディバグ「羽だ… マスター・フーがなくした二つ目のミラキュラス――」
シャノワ―ル「クジャクのやつだ!」
ここでミラキュラスすべてがパリにあることがヒーローたちにも判明。そして、クジャクのミラキュラスが敵側だということも…
気を取られている間に、パピヨンは逃走してしまった。マユラの時間稼ぎは成功したようだ。
しかしパピヨンのステッキは現場に残されたまま。これをヒントにして後をたどろうと思った矢先に、パピヨンが変身解除しステッキは消えてしまう。
ガブリエルはどうやら足をやられたらしいな。
ヒーローのみなも変身解除しそうなので、今回はここで一旦お開きに。
いつもの
「ミラキュラス・レディバグ!」 でパリの街を元に戻し、レディバグはカラパースとレナ・ルージュのミラキュラスを。シャノワ―ルはクイーン・ビーのミラキュラスを回収。(ここでクワミが出てきてまたミラキュラスに戻る描写は割愛されてしまった。ちょいと悲し。みんなのクワミとのやり取りがもっと見たい!)
そして(描写はないけど)レディバグはシャノワ―ルからクイーン・ビーのミラキュラスも受け取って、マスター・フーへ返却。一件落着で微笑み合うマスター・フーとマリネット。
そして、アグレスト邸。ガブリエルがナタリーをお姫様抱っこして運んでる!! 何事?
ナタリーは大分咳込んでいる。どうやら調子が悪そうだ。
真剣な顔で話すガブリエル。
ガブリエル「クジャクのミラキュラスは絶対に使うなと言っただろう!」
ナタリー「それ以外に方法がなかったのです。あなたをお救いしなければならなかったのですから…」
ガブリエル「あれは破損しているんだ。危険すぎる!」
ナタリー「私はあなたをお助けしたいんです。たとえどんな対価を払おうとも。」
ここの優しそうなほほえみ…ナタリー、ほんとアンタは…
その言葉に、固い表情のガブリエルも相好を崩すしかなかった。
ガブリエル「ありがとう、ナタリー…」
ナタリーの手に自分の手を重ね、感謝の意を伝えるガブリエル。そんな優しい顔今まで見たことないですよ、ガブリエルさん。アドリアンに対してもそんな顔しないじゃん。
別にナタリーを愛してるとかそういうんじゃなくて、ただ単に自分の途方もない願いを叶えるのを手伝ってくれる仲間に対する感謝なのは分かってるけどさ。相手の気持ち分かって言ってる? そんな行動とるから一部のファンが誤解してますよー。まあナタリーの気持ちも確定じゃないんですけど。
(あとでどなたかの秀逸な比較画像を見たんですが(リンクが見つからないので探します)…ほんと、このアグレスト親子って人たらしですよね。あんな顔でShe's just a friend. とか、Thank you, Nathalie... とか。この鈍感さはもう血筋なんだなって納得…)
クジャクのミラキュラスは、ナタリーが今の使用者ということが判明。しかし、このミラキュラスは使用者の命を削る危険な状態になっているらしい。
置き場所や二人の会話・様子からして、きっとクジャクのミラキュラスは昔エミリーが使っていたんじゃないだろうか。そして、その時の事故か何かでミラキュラスが破損、同時にエミリーが昏睡状態に陥ったというところかな。それからピーコックは壊れたままで…ガブリエルはエミリーを、ついでにピーコックを元に戻すために必死になっている、と予測。
コンセプトアートであったピーコックのクワミ・ドゥースーが泣いているのは、ミラキュラスが壊れているせいもあるのかな。どこにいるんだろう。ミラキュラスの中に閉じ込められていたり? それともクワミは追い出されていて、何らかの方法でパワーを一時的にチャージしてあるとか? 中にいるとしても、双方隔離されてるからヌルとも面識ないんだろな。すぐそばにいるのにね…
それにしても、クジャクのミラキュラスだけチャージ前・チャージ後で形が違うんだね。ほかのミラキュラスは柄が変わるか、装飾が追加さされるかってだけなのに。これも何か意味があるのかな。
ちなみにマユラの衣装がコンセプトアートと違うのは、そのまま3Dにすると動かしづらいためだそうです。(コンセプトでドレスの裾が床についているのが原因だと思われる。実際動かすとすぐコリジョン起きて処理がものすごく大変そうだもんね…というか綺麗だけどすぐ裾踏んじゃって動きづらそう)
さてはて、ひと騒動が終わり、幸いパピヨンが望んだような世界の改革は起こらなかったので、無事にピクニックが開催されましたよ。リラは恨めしそうに窓から見下ろすだけ。いつか降りてくればいいのにな。一緒にいたらきっと楽しいことあるよ?
ガブリエルも一旦許可したことを取り下げるほど非情じゃなかったようで、アドリアンも無事に参加できました。よかったね…!
みんながそれぞれピクニックシートを持ってきて合わせたのかな、ピクニック会場はカラフル。お菓子を置くテーブルはマリネットの部屋の屋上にあるような小さな提灯電球?で飾っていて素敵。
そしてクロエはパラソルの下のビーチチェア特等席でくつろぐ。執事に持って来させたのかな。お疲れ様です…
他人の手作りのお菓子は食べない主義かい。なんであんたピクニックに来たんや… カンフードの時に言ってた寿司が好きなのは本当なようで、代わりに執事に持って来させてる。ついでに箸も割らせる。っていうかそこはマイ箸とかじゃなく割り箸で良いんだ?! お箸はちゃんと使えるのはさすがお嬢様の教養ってとこですかね。
お醤油つけたらもっとおいしいよ~。
アドリアンがパイ(それともキッシュかな?)を持ってみんなのところへやってきた。テーブルにいた時はパイはちゃんと全部あったのに、持ってきたときは四分の一がなくなっている…取り分けたのかな、、それとも一瞬で食べたのアドリアン?!
皿を置きながらニノの隣に座ろうとすると…忍者アルヤがブロック!! 反対側に回ろうとしても…ブロック!! 素早い!
アルヤ「向こうの場所なら空いてるよ!」
指をさした先は、マリネットの隣。ミレーヌもしっかり協力してる。てかクラス全員で見守ってるなこれ。
クッキーの皿を置こうとしてたマリネット。ミレーヌの手が当たるのでクッキーこぼしちゃってキョトン。そこにやってくるアドリアン。いつものようにテンパっちゃうマリネット、かわいい。
アドリアン「ここ、いい?」
マリネット「えっ? ダメ! あっえーと、どんぞこ、じゃないゴメン、どうぞ、ついてきて――じゃなくて、座って!」
アドリアン「ありがとう。」
アドリアンはほんとマリネットが焦ってどもってもちゃんと最後まで聞いてくれるから優しいよな。ほんと紳士。
一緒に座ってお互いを見つめる二人。マリネットの浮かれ具合はもとより、アドリアンの優しい表情と来たら。もうはよ付き合え。
…という時間もほんのつかの間、アドリアンの携帯が鳴る。アグレスト家主催のチャリティーイベントに出る時間… そういえばそんな予定もありましたね。
行かなくちゃ…というアドリアン。その前に、マリネットに語り掛ける。BGMいい雰囲気だぞ、グッジョ。
アドリアン「これだけは伝えたかったんだけど… さっきローズが言ってたこと、本当だと思う。キミはいつも人を助けてる。ジュレカのクラス写真のジンクスを破った時も、コミックを作るためマークをナサニエルに紹介した時も、そして僕が母さんの映画を映画館へ見に行くのを手伝ってくれた時も。だからみんな、キミがこのピクニックを成功させるのを手伝いたかったんだ!
だから今日こそは、僕たちがキミを助ける番だ。キミは僕たちにとってのレディバグだよ。良い夕方をね、スーパー・マリネット!」
なんという殺し文句。レディバグに惚れていて、そのレディバグ一番近くで見ているアドリアンが、クラスメイトで大事な友達のマリネットを「僕たちのレディバグ」だと呼んだ。これはアドリアン・アグレストから出る最大級の褒め言葉だ。
言われたマリネット本人も、めちゃくちゃびっくりして照れちゃった。そりゃ衝撃だし嬉しいよね。
でもまだお礼を言えてない。去っていくアドリアンの後姿はキラキラして見える。勇気をかき集めて、今こそカガミちゃんのあのアドバイスを実行するとき…!
マリネット「アドリアン!」
アドリアンの名を呼んで駆け寄るマリネット。振り返ったアドリアンに激突しちゃうけど、アドリアンはちょっと驚いただけで(よろめきもせず)すぐに微笑んで、続きの言葉を待ってくれる。何度見てもいい子だわ。
マリネット「えっと、わたし、その…」
クラスのみんなが期待の眼差しで注目する中、マリネットが取った行動は――
アドリアンの顔を両手で包み――
彼の左頬にキスをした。
マリネット「…ありがとう。」
アドリアン「…どういたしまして、マリネット!」
眉をハの字に下げながらも、ちゃんとお礼を言えたマリネット。ここの表情がほんっっっとうにかわいい。アニマン回でニノに質問した時なんかもこんな顔してたけど、こういう顔のマリネットが個人的に一番かわいいと思っている。ちょっと上目遣いで下瞼が少し上がってて、にこっとしてるの。分かるかな。そして緊張を表すように目線が少し揺れるのがほんと細かい。
そんなマリネットの行動に驚きながらも、なんだか愛おしそうな表情で言葉を返すアドリアン。手をひらりと振って去っていくその姿はやはりイケメンだぁ。
ああマリネット、ほんとに頑張ったね…!!!!! レディバグの姿でなくとも、勇気を出して行動できたよ! 一歩前進だ。
こっちは見てるだけなのにこんなに嬉しい。クラスのみんなと一緒に「Hooooo!!!」って叫びたい気分です。てか叫んだ。胸がギュッとするね、ほんとこのシリーズは。
みんなに応援されてるよ、マリネット。でもこの歓声を背後に聞いたアドリアンはどう思っているのだろうか。多分真意は分かってないんだろうな… まだまだ恋の道は険しいぞ!
同じくアドリアンが好きなクロエだけは苦そうな顔をしてるのがね。うーん、クロエも頑張って。まだまだ君も変われるよ。
そうそう、Twitterのほうでも
書いた けど、フランス語圏の方が言うには、ここでマリネットがパイに足を突っ込んで立ってるのは
S1オリジン回の雷鳴と同じくらいシンボリック らしい。足を皿に突っ込む っていうのは「ぎこちないながらも正直に言う」 っていう意味のフランス語の慣用句から来てるんだって。 つまり、どんなにスマートでなくとも、テンパってしまうのが分かっていても、マリネットはアドリアンに対する自分の気持ちを正直に伝えようとしたんだね。この勇気はやっぱりFrozer回カガミちゃんの
「自分の足で立っていられないのは、躊躇するからよ」 とのお言葉を受けて出たものだと思いたい。そして、カガミがアドリアンの頬にキスしていたのを見ていたのもきっと理由の一つだよね。あの時も結局告白できなかったし、なんとか自分の気持ちをちゃんと出さなくちゃ、と思ったんだろな。
それともちろん周りの友達のサポートもすごく大事だ。ほとんど皆が彼女の力になったり見守ったりしてくれている。いいクラスメイトをもったもんだ。それも、マリネットが常々みなの力になっているからだろうね。アドリアンが言ったとおりだよ。
しかしこういう風に大勢の前で気持ちを行動に起こすなんて、なかなかできることじゃないよね。しかもめちゃくちゃ大胆な行動だ。マリネット、やっぱり君は誰が見てもいつでもレディバグなんだ。アドリアンも認めたよ。
これをきっかけにアドリアンとの距離がぐんと縮まって新たな展開が見られると嬉しいな。
S2本当に最高でした!!!! いろいろと書ききれてないけどとりあえず素晴らしいフィナーレでもう幸せでお腹いっぱいです。
いつ来るかわからないけど、S3もますます楽しみ!!!!!! S2とS3の間はあまり待たせないようにするって言ってたから、来年中には来るといいなー。今年のグローバルプロモにもS3のことは書いてあったしね。
VIDEO
それではみなさん、ミラキュラスな一日を!🐞🐈