Fantastic Beasts and Where to Find Them
邦題「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」
ハリーポッターの世界を広げる新たな映画作品、やっと観ることができました。
事前に出ていたPVですでにワクワクしていたので、期待しながら観に行きました。そしてその期待は裏切られなかった!
しかし邦題、ハリーポッター第一巻に出てきた教科書のタイトルの日本語訳「幻の生物とその生息地」にしなかったのは何故なんだ… ファンタスティックビーストって何ぞやってならない?
⚠以下ネタバレ注意⚠
登場人物&あらすじ! 英語版ハリポタWikiaからもいろいろと情報借りてます。
◆Newton Artemis Fido Scamander, 通称 Newt Scamander (ニュート・スキャマンダー)
本名長いですねー! さすがハリポタの世界の住人。
彼の名前にはいろいろとトリビアがあるようです。
物語のあらすじはこんな感じ。(スーパーネタバレタイムです。)
初めてニューヨークにやってきたニュート。アメリカの魔法界のしきたりは、イギリスのものとはずいぶん違うようで…?
下船してからの荷物チェックは無事マグル専用スイッチで切り抜けたものの、市内観光も済ませないうちに、鞄に入れていたニフラーが逃げ出してしまった!! とにかく光り物が大好きなニフラーは、コインやアクセサリーをたどってまっしぐら。
あとを追った先の銀行前では、とある女性が「魔術反対」のプラカードを掲げながら演説をしている。聞きに来ている人々は果たして彼女のように魔法の存在を信じているのか、それとも単に面白がっているのか。彼女に話しかけられてしまったニュートはその場を濁して銀行に入っていく。それを不審に思うティナが、あとをつけていった。
銀行の中でニュートはマグルのコワルスキーと出会う。兵士上がりで現在は缶詰工場で働く彼は、おばあちゃんが作ってくれたようなパンをみんなに提供できるパン屋を開くことが夢。銀行に融資を頼みに来ていたのだが、担保にする資産がなくあっさり拒否されてしまう。そんな彼を巻き込んでニフラー追跡劇を展開するうちになんとお互いの鞄が入れ違いに…! さあどうしましょう。ティナにつかまって一度魔法省に向かうものの、証拠がパンではどうしようもない! コワルスキーの家を突き止めた時には、彼の住まいは半壊状態、更に彼は首筋をマートラップに噛まれてしまっていた。これはこれは大変なことになったとティナが大焦りする中、どうものほほんとしているニュート。「こんなの、たかがマートラップだよ。問題ないさ」と。「僕は人間より魔法生物と関わっている方が好きなんだ」オーラを存分に漂わせてきます。しかも目を覚ましたノーマジを「オブリビエイト」していないときた。こりゃティナは困っちゃうね。アメリカのルールをたたき込む前に、見つかるとまずいのでとりあえず自分の家に二人を連れて行くティナ。苦労してるな。
さて、急なお家訪問でお邪魔すると、そこにはティナの妹のクィーニーがおりました。ちょっと浮世離れしたような姿と喋り方が特徴の美人さんです。男性が入って来るとは夢にも思っていないため結構な薄着姿。人間にあまり興味のないニュートはそこまで反応を見せませんでしたが、一方のコワルスキーはクィーニーに惚れ惚れ。魔法で満たされた空間の雰囲気も相まってか、魅力あふれる彼女を穴が開くほど見つめてしまいます。そんな彼に「ノーマジの男性には初めて会ったわ」と興味を持つクィーニー。魔法で作った料理をふるまい、コワルスキーとの会話(にもならないような会話)を楽しむ。知っている世界は全く違うのに、一瞬で完全に二人の世界に入っちゃった二人です。
本名長いですねー! さすがハリポタの世界の住人。
彼の名前にはいろいろとトリビアがあるようです。
- Newt は Newton の略。元は New town を縮めたもので、苗字だったものが、名前としても使用されるようになったようです。有名なイギリスの物理学者に Isaac Newton (アイザック・ニュートン) がいますものね。
- newt は英語でイモリのことでもあります。ハリーポッターシリーズを読破した人ならば、7年生の試験が N.E.W.T. だったのは覚えていますか? あの時も日本語版で「イモリ」と訳フリガナが振ってありましたね。
- Artemis (アルテミス) はギリシャ神話の月と狩りの女神の名前。ヨーロッパでは男性の名前でもミドルネームとして守護神の名前を入れることがあります。 例えばかの有名な画家パブロ・ピカソも、ミドルネームに「マリア」をもっています。
- Fido はラテン語で「信頼する」「誠実な」「忠実な」という意味だそう。
- 最後に Scamander はギリシャのある川の名前だそう。また、salamander (広義のイモリ、魔法界では火蜥蜴)と語感が似ている気がします。
物語のあらすじはこんな感じ。(スーパーネタバレタイムです。)
初めてニューヨークにやってきたニュート。アメリカの魔法界のしきたりは、イギリスのものとはずいぶん違うようで…?
下船してからの荷物チェックは無事マグル専用スイッチで切り抜けたものの、市内観光も済ませないうちに、鞄に入れていたニフラーが逃げ出してしまった!! とにかく光り物が大好きなニフラーは、コインやアクセサリーをたどってまっしぐら。
あとを追った先の銀行前では、とある女性が「魔術反対」のプラカードを掲げながら演説をしている。聞きに来ている人々は果たして彼女のように魔法の存在を信じているのか、それとも単に面白がっているのか。彼女に話しかけられてしまったニュートはその場を濁して銀行に入っていく。それを不審に思うティナが、あとをつけていった。
銀行の中でニュートはマグルのコワルスキーと出会う。兵士上がりで現在は缶詰工場で働く彼は、おばあちゃんが作ってくれたようなパンをみんなに提供できるパン屋を開くことが夢。銀行に融資を頼みに来ていたのだが、担保にする資産がなくあっさり拒否されてしまう。そんな彼を巻き込んでニフラー追跡劇を展開するうちになんとお互いの鞄が入れ違いに…! さあどうしましょう。ティナにつかまって一度魔法省に向かうものの、証拠がパンではどうしようもない! コワルスキーの家を突き止めた時には、彼の住まいは半壊状態、更に彼は首筋をマートラップに噛まれてしまっていた。これはこれは大変なことになったとティナが大焦りする中、どうものほほんとしているニュート。「こんなの、たかがマートラップだよ。問題ないさ」と。「僕は人間より魔法生物と関わっている方が好きなんだ」オーラを存分に漂わせてきます。しかも目を覚ましたノーマジを「オブリビエイト」していないときた。こりゃティナは困っちゃうね。アメリカのルールをたたき込む前に、見つかるとまずいのでとりあえず自分の家に二人を連れて行くティナ。苦労してるな。
さて、急なお家訪問でお邪魔すると、そこにはティナの妹のクィーニーがおりました。ちょっと浮世離れしたような姿と喋り方が特徴の美人さんです。男性が入って来るとは夢にも思っていないため結構な薄着姿。人間にあまり興味のないニュートはそこまで反応を見せませんでしたが、一方のコワルスキーはクィーニーに惚れ惚れ。魔法で満たされた空間の雰囲気も相まってか、魅力あふれる彼女を穴が開くほど見つめてしまいます。そんな彼に「ノーマジの男性には初めて会ったわ」と興味を持つクィーニー。魔法で作った料理をふるまい、コワルスキーとの会話(にもならないような会話)を楽しむ。知っている世界は全く違うのに、一瞬で完全に二人の世界に入っちゃった二人です。
◆Porpentina Goldstein, 通称 Tina (ティナ)
アメリカ合衆国の魔法省であるMagical Congress of the United States of America, 略してMACUSAにてAuror (闇払い)として働いていましたが、No-maj ノーマジ(非魔法族、ハリポタ原作におけるマグルと同義)であるMary Lou Barebone マリー・ルー・ベアボーンの前で魔法を使用したために左遷され、物語開始時点では杖許可局に所属していました。
不審な動きを見せるニュートを追いかけたところから、彼女の冒険は始まります。アメリカの魔法界のルールを知らないニュートに一から教えたり、魔法省の元同僚には「間が悪い」と煙たがられたり、いきなり見たこともない魔法生物に出くわしたうえに「逃げた子たちを追わなくちゃ」と動物探しに巻き込まれたり、結構さんざんですね… でも意志の強い彼女は諦めず挫けず、自分の正義を信じて事の真相を追求していきます。その中で芽生えるニュートへの好意。物語を通じて、お互いへの感情の変化がみられてよかったです。
二人はのちに結婚し、彼らの孫息子は原作に出てくるルーナ・ラブグッドと結婚したそうですよ。
・ティナの名前Porpentinaは、シェイクスピアが「ハムレット」の作中で使用した「porpentine」という言葉から。意味は「ヤマアラシ」です。アメリカヤマアラシという種類があるので、そこ繋がりかな? ティナ自身はとげとげした性格ではないですけれどね。ちょっと頑固なところがかかっているのかしら。
不審な動きを見せるニュートを追いかけたところから、彼女の冒険は始まります。アメリカの魔法界のルールを知らないニュートに一から教えたり、魔法省の元同僚には「間が悪い」と煙たがられたり、いきなり見たこともない魔法生物に出くわしたうえに「逃げた子たちを追わなくちゃ」と動物探しに巻き込まれたり、結構さんざんですね… でも意志の強い彼女は諦めず挫けず、自分の正義を信じて事の真相を追求していきます。その中で芽生えるニュートへの好意。物語を通じて、お互いへの感情の変化がみられてよかったです。
二人はのちに結婚し、彼らの孫息子は原作に出てくるルーナ・ラブグッドと結婚したそうですよ。
・ティナの名前Porpentinaは、シェイクスピアが「ハムレット」の作中で使用した「porpentine」という言葉から。意味は「ヤマアラシ」です。アメリカヤマアラシという種類があるので、そこ繋がりかな? ティナ自身はとげとげした性格ではないですけれどね。ちょっと頑固なところがかかっているのかしら。
以下個人的コメント・感想。
そしてやっぱりハリポタの音楽はいいねぇ! 最初だけだったけれど、いつものテーマ曲「ヘドウィグのテーマ」のさわりが流れて来た時は鳥肌が立ちましたぜ。
今回の音楽はJames Newton Howard氏が担当。Batman、Hunger Games、Maleficentなどの人気映画の楽曲も手掛けている方だそうです。さすがにJohn Williams氏によるものではなかったけれど、とっても良かったぜ! 曲のタイトルもちょっと奇妙で魔法界な雰囲気。ピアノのジャズが一番気に入ったかも。
話逸れるけど、ほんとにNewtonって名前に入ってる人は初めて見たな。主人公とおそろいだね!
映像も文句なし! 美麗の一言に尽きる。全体のライティングが素晴らしい。そして魔法生物の表現が素晴らしかった。そこに本当にいるみたい。魔法呪文の表現もちょいとパワーアップしてたかな?
あとはTinaが処刑されそうになったところのあの黒いマグマみたいなのも表現すごかったね…てかあの処刑法はエグすぎるわ…死刑というより自殺の催促じゃねぇか。ぜったい最後苦しむやつやし。痛くないとかウソだー! 処刑をする癒師役のにこやかな笑顔が逆に怖かったです。演技うまい。
しかし、私だけかもしれんが、Tinaが"Mr. Scamander!"って叫ぶところが毎回"Mr. Commander!"に聞こえて仕方がなかったのだ。気づくまでにティナが何回彼のことを呼んだことか…
英語の発音だとスキャマンダーの「マ」のところにアクセントが来るようですね。キャのところじゃなかった。勉強が足りぬ!
今回の音楽はJames Newton Howard氏が担当。Batman、Hunger Games、Maleficentなどの人気映画の楽曲も手掛けている方だそうです。さすがにJohn Williams氏によるものではなかったけれど、とっても良かったぜ! 曲のタイトルもちょっと奇妙で魔法界な雰囲気。ピアノのジャズが一番気に入ったかも。
話逸れるけど、ほんとにNewtonって名前に入ってる人は初めて見たな。主人公とおそろいだね!
映像も文句なし! 美麗の一言に尽きる。全体のライティングが素晴らしい。そして魔法生物の表現が素晴らしかった。そこに本当にいるみたい。魔法呪文の表現もちょいとパワーアップしてたかな?
あとはTinaが処刑されそうになったところのあの黒いマグマみたいなのも表現すごかったね…てかあの処刑法はエグすぎるわ…死刑というより自殺の催促じゃねぇか。ぜったい最後苦しむやつやし。痛くないとかウソだー! 処刑をする癒師役のにこやかな笑顔が逆に怖かったです。演技うまい。
しかし、私だけかもしれんが、Tinaが"Mr. Scamander!"って叫ぶところが毎回"Mr. Commander!"に聞こえて仕方がなかったのだ。気づくまでにティナが何回彼のことを呼んだことか…
英語の発音だとスキャマンダーの「マ」のところにアクセントが来るようですね。キャのところじゃなかった。勉強が足りぬ!
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一日一日噛みしめて。